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セットバックについて

5月 14th, 2010

売り土地を探している場合に不動産会社や不動産物件情報誌で手に入れた物件情報にセットバックという言葉を目にしたことはありませんか?
建築基準法で都市計画区域内の建築物の敷地は、幅員4メートル以上の道路に2メートル以上接しなければならないという接道義務があります。
しかし実際には幅員4メートル以上の道路に2メートル以上接していない売り土地はたくさんあります。
このような場合どうなるかというと道路の幅員が4メートル未満でもその地域が都市計画区域に指定されたときに、現に道路があって住宅や建物が建っていた場合は建物が建てられます。
道路の中心線から2メートル後退した線が道路と敷地の境界とみなされます。
この後退する部分のことをセットバックといいます。
また道の向かい側が、崖地、川、線路敷等の場合は中心線からでなく向かい側の道の境界線から4メートルの位置が道路と敷地の境界とみなされます。
このような道路のことを2項道路またはみなし道路といいます。
そして後退した部分は敷地面積とは認められず建ぺい率・容積率においても差し引いて計算しなければならず、建物はもちろん塀なども築造することはできません。
このほか、都市計画区域内外を問わず、道路の拡幅計画等があって敷地の道路側の部分が拡幅部分に提供される時なども、その部分をセットバックという場合があります。
住宅を建てる場合は建てること自体に問題はありませんが建物の容積率・建ぺい率に影響を与えるので注意しましょう。

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