Archive for 7月, 2014

内断熱と外断熱

7月 22nd, 2014

住まいを新築する時、居住性を高めるだけでなく、省エネや光熱費削減のことを考えて、住まいの断熱性や気密性を高めるようになりました。断熱性や気密性を高めるために、断熱材を施工するようになりましたが、その断熱材の施工方法で、内断熱と外断熱があります。従来は、建物の内側に断熱材を敷き詰めたり、吹きつけたりすることで、断熱効果を高める内断熱が主流でしたが、建物の外側に断熱材を施工する外断熱も施工されるようになりました。外断熱は、建物全体を断熱材で覆いつくすようなものなので、かなり効果的ですが、どうしても、コストがかかってしまいます。また、地震などで、外壁から外れてしまうと、外壁を破損したり、断熱材がずれてしまったりすることもあります。

私の友人が住まいを新築する時、夏は暑さがかなり厳しく、冬は雪も多く、寒冷なので、外断熱を施工することにしました。お陰で、住まいの断熱性も気密性も格段に上がり、住まいにいる限り、暑さ寒さのストレスも軽減しましたが、光熱費もあまりかからず、省エネにもなっています。しかし、3年前の東日本大震災の時、激しい揺れに、断熱材がずれてしまい、外壁も破損してしまいました。すぐには気付きにくい場所だったので、そこから、雨や湿気が入ってしまい、大切な柱などにカビが生えたり、内部結露したりしてしまいました。もともと雨の少ない、乾燥した地域では、問題が小さかったでしょうが、日本のように、高温多湿の気候の下では、大変なことになってしまいます。外断熱だけでなく、内断熱に置いても、隙間なく、丁寧に施工していなければ、断熱効果は低減するだけでなく、内部結露などにより、やはり深刻な被害が出ます。専門家に相談し、点検してもらいながら、きちんと断熱していくようにしなくては、断熱どころか、構造にも深刻な問題が大きくなってしまいます。

Tags:
Posted in 住宅, 断熱 | Comments (0)