Archive for 9月, 2014

掘り炬燵で団欒

9月 21st, 2014

最近は、住まいの中の段差をできるだけ解消して、高齢者や子供達が安全に安心して暮らせるように考えていくことが多くなってきました。家族が集い、くつろぐ空間であるLDKについても、バリアフリーが進められてきました。高齢者は体が不自由になっても、できるだけ、家族と食事をし、くつろぐことができ、孤立しないようにしています。しかし、段差というのは、必ずしも、悪いものばかりではありません。段差があることで、ちょっと腰掛けて、休むこともできます。また、段差を設けることで、新たな収納スペースの創出になることもあります。

私の先輩が住まいを新築する時、母親と同居しました。今まで、畳で布団という生活だった母親ですが、足腰が痛いので、フローリングでベッドという生活にしました。できるだけ、住まいの中をバリアフリーにして、母親が安全に、安心して暮らすことができるように考えました。しかし、全く畳がないというのも、環境が変わりすぎますから、リビングの一角に、和の空間を設けました。ここに、仏壇も置くことができます。最初は、他と同様に段差ないようにしようと思いましたが、あえて、40㎝ほど床を上げて、小上がりの空間にして、掘り炬燵を作りました。また、小上がりにしたことで、床下に引き出し状の収納をつくり、季節外れの座布団などを収納することにしました。

LDKで家族とくつろぐのにも、家事をしている時に小休憩するのにも、この段差にちょっと腰を掛けて、気軽なスタイルでできます。段差というのは、低い段差の方が足を引っ掛けて、つまずき、転倒しやすいです。これが、40㎝の段差になると、腰掛けることができるプラスの役も果たしてくれます。高齢になると、体が冷えるので、掘り炬燵で、団欒するというスタイルは、母親には優しいと思います。思い切って、小上がりの和の空間を作って良かったと思います。

Tags:
Posted in 住宅 | Comments (0)

取引形態と、取得まで

9月 5th, 2014

土地の取引には3つの形があります。

1.売主が不動産会社で、買主と直接取引きする・・・仲介手数料が不要ですが、交渉は不動産会社というプロなので、買主の立場は不利になり勝ちです。
2.売主と買主の間を不動産会社が取り持つ・・・土地不足の現実から、不動産会社は売主の側に立ちがちになる。不動産会社は双方から仲介手数料を受け取る。
3.売主から依頼を受けた不動産会社と買主を探した不動産会社が別の会社・・・二つの会社が、依頼を受けた方の立場に立った交渉をする。手数料は依頼された側からのみ。

どの形でも取得までの流れは同じで、次のようになります。

不動産会社へ問い合わせ・・・対応の仕方に注意して、信頼できるか判断します。
現地を見る・・・先入観を持たず見学してみる。土地を見る目を養い、自分が求めることの確認もできる。
資料を取り寄せる・・・資料は、公図、登記簿謄本、給排水やガスの設備図面、できれば接道状況や道路との境界が確認できる道路査定図や土地の面積を法的に確定した地籍測量図もあると良いです。不明点は不動産会社に確認しましょう。
購入申込書の提示・・・不動産会社が交渉を開始します。
建築依頼先に相談・・・家を建てる側からの視点で、具体的な広さや規制、予算がわかります。
契約・・・双方の条件で合意に達すれば契約です。少なくとも3日前までに、契約書と重要事項説明書を読み、不明点が無いようにしておきます。契約当日は、土地代金の手付料と仲介手数料を支払い、ローンの審査が通っていれば住宅ローンの契約を結びます。
引渡し・・・土地代金の残額と諸費用を払い、司法書士が登記手続きを始めます。

Tags:
Posted in 住宅 | Comments (0)